琉金の稚魚を選別で生産者の苦労を思い知る
孵化から2週間が経ったので1回目の大掛かりな選別をしました。
http://kingyotoasobu.com/dai1gou/
稚魚選別には専用網と洗面器が必要
人生初の金魚稚魚の選別と言うのを経験しました。
先日、普通のネット(網)でやってみたのですが、全く進まない。
ちゃんと選別用の網(ネット)を使わなきゃダメなんですね。
早速購入しましたよ。
松田漁具店 金魚稚魚用選別網
選別の基準
初めての事で、基準や稚魚の良し悪しが良く分からないので尾の形が綺麗な稚魚を残すようにしてみました。
因みに、選別の作業は洗面器を使うと細かい部分まで見れて良いです。
こんなんでも使えるとは思わなんだ(^ム^)
http://kingyotoasobu.com/phorohkau/
このように尾が綺麗な稚魚が私の選別基準
このような鮒尾はアウト
体が曲がったのもアウト
とは言ってもこのような稚魚は極少数でこれだけでは数が減りません。
仕方なく尾の開きが悪いのや成長が遅い稚魚はハネていきました。
これから尾が開いていく可能性もあるのでしょうが、マンションの限られたスペースで金魚を繁殖するには数を絞って行かなければならないので思いきってハネました。
この時期は群れさせないと成長が鈍るらしいので1回目の合格稚魚は268匹です。
自作スポンジフィルター
即席で稚魚用のスポンジフィルターを作りました。
スポンジの目が粗いと稚魚が吸い込まれてしまうので目の細かいスポンジを用意して、それを巻いて輪ゴムで止めました。
目が細かいので餌がスポンジに付いたのを稚魚がつついて捕食できるのも利点かな。
完成したスポンジフィルターが下の動画で確認できます。
ブラインシュリンプ給餌
この琉金の稚魚にはニチドウのブラインシュリンプを孵化させて1日に2回給餌しています。
しかし、本当にこのブラインシュリンプの孵化率は高いですよ。
おすすめです!
ブラインシュリンプを食べてる様子を動画でご覧いただけます。
その他に時間が許す限り給餌をする為に人工の餌を購入しました
稚魚用フード「ハイ・グロウ」です。
これは食い付きがすこぶる良いです。
あとは冷凍のベビーブラインシュリンプも与えてます。
金魚生産者に感謝
いや~稚魚の選別、大変です。根気がいります。
最初のうちは楽しくホイホイとリズミカルにこなしていたのですが・・・
途中から目がショボショボしてきて、首肩は凝るわ、腰が痛いわ で途中で投げ出したくなりましたよ。
268匹まで減らしてみたのですが・・・
この作業に5時間費やしてしまいました(+_+)
それに、毎日2回、ブラインシュリンプを孵化させるのにはこれまた手間が掛かります。
それだけ水の痛みも早いんで、1日に数回スポイトで汚れを取って、3回は換水してます。
これらの手間や餌の出費を考えたら、市場に出回ってる金魚の価格ってけして高値ではないんだなぁ(´ω`*)と思います。
むしろ安いもんですよ。
この稚魚だっていつ全滅するかも分からないしね。
実際に金魚を繁殖させてみて、大変さと難しさを実感しています。
素晴らしい金魚を提供してくれる金魚の生産者の方々に感謝です。