金魚の色揚げ
品評会で勝つには鮮烈な赤色が欲しい
色揚げ餌を使用する際の注意点
金魚の餌色々
今回は色揚げ餌の紹介です
一番簡単手軽に出来るのが、
色揚げ用のエサを与えるという事ではないでしょうか。
ポピュラー色揚げ用のエサ
艶姿
この餌は使用には注意が必要なので、
よく説明文を読んでから与える事をお勧めします。
朱雀(すざく)
更に、 愛好家が品評会用に使用している秘密の色揚げ用えさがあると言うのです。
(チョット大袈裟かな?)
それは、錦鯉用の色揚げエサ。
厳選したスピルリナを大量に配合し、
色揚性能を極限まで追及した高性能の特殊飼料。
少量で効果があるので便利な 小分けがいいですよね
スピルリナって何?
って事で調べてみました。
スピルリナはアフリカ等の汽水湖に発生する藻の一種でフラミンゴなどが主食としており、フラミンゴの紅色もこの藻の効果によるものとされています。 スピルリナの成分はアスタキサンチンで、これはやはり赤色の色揚げに効力で知られています。
では、実際の効果は?
私的感想ですが、強烈な色揚能力です。
・・・と言うか効き過ぎです。
与えすぎると白い部分が黄ばんで汚いくらい。
色揚げと汚いの境目が一番綺麗なんだろうけど、そこが難しい。
真っ赤な猩々(ショウジョウ)琉金にはいいだろうけど、
更紗の金魚なんかに与えるには配分の研究が必要です。
凄腕の愛好家はこの辺りにも抜かりがないんでしょうね。
浅葱色の色揚げ?
因みに私は、
青色(浅葱色)の魚に赤の色揚げを与えると、
秋の濃い青空色が出ると感じております。
我が家の深見江戸錦の深く濃い青
志村東錦の浅葱色
しかし以前「鈴木系東錦」のブリーダーが
「東錦には絶対に色揚げ用のエサは与えない」
とコメントしていたのも忘れていません。
金魚の発色は複雑で、
餌の種類や与え方や飼育スタイルで考えが分かれる所でもあります。
エサだけでは解決しそうにないのでもっと研究することが沢山有りそうですね。
色揚げエサの与え方
それから、
色揚げ用のエサはを与える際に絶対に守っている事は
水温が20℃以下では与えないという事。
消化不良を起こすのも怖いですが、
20℃くらいの水温で無いと魚の持っているものを引き出せないと考えているからです。
それと、これは私の経験談ですが。
色揚げ用のエサは酸化が早いです。
使う分だけビンなどに小分けして残りは冷蔵保存をお勧めします。
以前開封して3か月くらいの色揚げ用のエサを与えたのが原因と考えられる事で、
大事な金魚を落としてしまった事があります。
(原因が断定できないので私的考です。)
この事故以来少しでも古くなったエサは使用しないようにしています。
※注意!朱雀は錦鯉用の餌であり、金魚用ではないので与える際は自己責任でお願いします。
そこまで強烈に色揚げを考えていない方へ
なお
琉金などの丸手の金魚には
なるべく使わない方が良いかも・・・
ポテンシャルを引き出す
こんな考え方もあります。
金魚の健康をキープする事で、
それぞれの金魚が本来持っている
ポテンシャル(色艶)を引き出してあげる。
・・・と言うことで
個人的には「どじょう養殖研究所」の餌がオススメです。
この餌に色揚げ餌を混ぜて使うとかね。
東錦やらんちゅうなど肉瘤のある金魚に
さいごに
薬や用品などオススメできる物をまとめてみました。
「金魚を大切に健やかに」「金魚ライフを楽しみたい」という方はぜひご検討ください。