クロダイ(黒鯛・チヌ)釣りと寓話

今年はやりたいクロダイ釣り!

先日、この記事でお伝えした通り、過去の記事を修正しています。

http://kingyotoasobu.com/zannen-riyu2017/

その中の一つ、黒鯛釣りの記事をを新たに書き直しました。

今回は金魚ではないのですが、よろしければお付き合いくださいませ。

ブログタイトルの意味

「金魚と遊ぶ.com」は金魚のブログなのですが、実はタイトルに一応意味が有りまして・・・

タイトルに敢て「遊ぶ」を入れて、釣り・サーフィン・アウトドアなんかも入れて行くつもりで付けたんです。

寓話

釣りの記事の前に私の好きな寓話を紹介します。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

その魚はなんとも生きがいい。

それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね!どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。

すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」

・・・

釣果の記事

ではここからが、クロダイを釣り。

リメイクして紹介します。

 
大潮の日の満潮2時間前の潮が動く時間帯を狙って16時に釣行。
 
いつものように都市型河川のヘチを落とし込みで探っていきます。
 
この小さな都市型の何所に根があり、どこに流れがあって、どこに黒鯛が付いているのかを私は大体把握しているので、その辺りを重点的に探っていくんんです。
 
黒鯛の居そうなポイントに、ストロー虫を底まで落とし込んでから数センチ刻みで上へ向かってチョンチョンと誘っていきます。
 
大体、活性の高い黒鯛は上層にいるので水面下1m位のところは特に丁寧に誘っていきます。
 
狙い通り、上層を誘っているときに「グッ」といった感触が・・・
 
ストロー虫が餌の場合、カニと違って長さが有るので、ここで慌てて合わせを入れてはいけません。
 
暫くの間、・・・そう、針が口の中に入るまで少しラインをたるませて待ちます。
 
この時ラインをたるませるのがミソ!
 
警戒心の強い黒鯛に違和感を感じさせないようにします。
 
すると、ラインが水面を這い出すのでそれが食った証拠!
 
そこでバシッと合わせを入れてやるんです。
 
最初の感触がシーバスが食った様な荒っぽい感じだったので、もしや?と思いましたが、シーバスの場合はエラ洗いが有ります。
 
しかし、底に向けたトルクフルな引きでエラ洗いが無い。
 
黒鯛だ!しかもデカいぞ!
 
過去に力負けして根に入り込まれ、ラインブレイクした記憶が頭をよぎる。
 
こりゃヤべーな (;゙゚”ω゚”)
 
しかし、この日は周りに釣り人が居なかったので場荒らしを気にせずにじっくりと時間をかけてやり取りする事ができる。
 
タイコリールのマニュアル感満載な特徴を生かして、指でラインテンションをコントロールしながら魚の体力を消費させていくのが面白い。
 
そんなやりとりを楽しみながら、腕が痺れて限界を迎えそうな時にようやく寄せる事が出来たのです。
ネットイン!
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すると、周りから拍手喝采
 
元々人通りが多い歩道でのファイトだったのでいつの間にか沢山のギャラリーが集まっていたんですね。
 
しかしこの黒鯛メッチャ重い!
 
ようやく陸に上げてサイズを測ってみました。
 
クロダイにしちゃかなりデカいでしょ?
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大きさはもちろん、腹がパンパン、重量のある固体で満足いく一枚でした。

さいごに

去年は釣りができなかったので、今年は釣行に出かけようと考えています。

他にも釣りの記事を書いているんで、よろしければチェックしてみて下さいませ。

http://kingyotoasobu.com/seabassbachipatan/

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