一言で東錦( アズマニシキ)と言っても種類や形、色・柄・模様などで呼び名が変わってきます。
そんな東錦のそれぞれの違いを調べてみました。
素人の見解なので間違えは有ると思います。その辺りはご理解願います。
目次
東錦の種類
東錦をざっくり言うと、オランダ獅子頭と三色出目金を交配して生まれた金魚でオランダ獅子頭の体型にキャリコの体色でモザイク透明の個体。
では、呼び名の異なる東錦の特徴や違いを画像や動画で説明させて頂きます。
生産地が弥富、埼玉の丸手の東錦
我が家の志村産東錦 明け3歳 雄雌
弥富産東錦
弥富の深見産東錦
関東中心から名がついたのが、関東東錦
らんちゅう愛好家で有名な矢作氏の関東東錦
埼玉県鈴木養魚場で生産されていた東錦で鈴木東錦
それぞれの特徴 動画
それぞれの東錦に特徴があるので動画で確認してみて頂きたいと思います。
丸手の東錦
弥富産東錦
志村養魚場産 東錦
埼玉の人気養魚場産の個体
吉岡養魚場産 東錦
これらの東錦は丸手なので水槽で横からの観賞に適していると思います。
特に私がおすすめしたいのが志村産の東錦。
とても丈夫で飼育しやすく、このように大きく立派な仕上がりが期待できます。
関東東錦
関東東錦は体型、体色の両方において理想的な魚が出現する確率は極端に低といわれているんので中々入手が難しいようです。
なので、良い個体は中々市場には出回らないのですが、東錦の愛好家は多くいるようなので愛好家産は「金魚専門店カハラ」で入手可能です。
当歳、2歳、親魚と、その色彩は大きく変化し、とても息の長い楽しみ方が出来る金魚です。
丸手に対してこちらは長手。
頭に赤が入り、体色は浅葱色で、前がかりの効いた尾に入る黒色の蛇の目模様が理想とされている様です。
前がかり
尾の付け根より尾の肩が前へ出ているような尾のことを前がかりといいます。
上見の魚と言われていて、上から鑑賞するのが好きです。
愛好家の関東東錦
赤(朱)が全く入らない透き通るような美しさの矢作東錦と墨の効いた矢作東錦の詳細はこちらの記事も参考にしてみてください。
鈴木東錦(鈴木系東錦)
名前の由来はは作出の過程なんです。
関東東錦がベースで浜錦と交配させている為、頭がモコモコなのが特徴で、東錦とは一線を画す事から作出者の鈴木氏の名前をとって鈴木東錦と呼称されるようになりました。
残念な事に現在鈴木氏は生産されていない様です。
しかしその血を各愛好家の方々が受け継いでいて、鈴木系東錦と呼称されています。
ブラックドラゴン&シルク東
また、この鈴木東から出現する黒い魚をブラックドラゴンと呼ぶそうです。
こちらの記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。
白い東錦はシルク東と呼ばれています。
特に女性の方に人気があるシルク東錦
変わり柄
他にも、更紗模様のモザイク透明鱗で「桜東錦」といった品種も存在します。
五色墨東錦や黒墨銀鱗東錦
といったシブイ柄の東錦も人気があります。
我が家の志村産の五色東錦です
東錦の餌
それでは、東錦に与える餌って何がいいのでしょうかね。
私、個人的には金魚と遊ぶ.comオリジナルブレンド餌がいいかなぁと感じています。
https://kingyotoasobu.com/kingyotoasobu-original-food/
フンタンや頭のモコモコを出すにはやはりたんぱく質と脂肪分が欠かせないのではないかと考えているからです。
だからと言って与えすぎは内臓に負担が掛かるので、消化の良いものを選ぶのも良いかな。
さいごに
いかがでしょうか?
同じ東錦でもそれぞれ特徴があって面白いですよね。
最近、東錦の人気が高まっています。
その為か、素晴らしい個体が多く市場に出回るようになった感じがしています。
その中でも更に良い個体を入手していただくために、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
以上、私の大好きな金魚「アズマニシキ」についてでした。