これから冬を迎えるにあたって考えなければならないのが水温低下。
屋内の水槽で金魚を飼っている場合、ヒーターは不要だと思われがちですよね。
ヒーターの必要性
我が家は横浜のマンションのリビングで90cm水槽、60cmワイド水槽、45cmオールガラス水槽を保有しています。
マンションの部屋は密閉性が高いので保温に優れています。
(地域によっての違いはご了承ください)
普段から暖房器具を使用しているリビングでも、夜寝ている間暖房をオフにしてもさほど気温が下がりません。
その上、大型水槽は水量が確保できるので水温の変動がすくないという利点があり、事実90cm水槽と60cm水槽はヒーター無しでも水温の変化がほとんどないので金魚の調子を崩すという事が少ないです。(ただし、家を長期間空けるという場合は対策が必要になります。)
しかし、45cm水槽となると話が変わってきます。
水量が少ないため、夜間の温度変化が気になってくるんです。
ご存知の通り、金魚は0℃くらいまで耐えられると言いますが、急激な水温変化には弱いんです。
なので、45cm水槽にはヒーターが必要になって来ると考えています。
ヒーターのメリット
温度が保てていれば冬の寒い時期でも餌を普段通りに与える事が出来るため金魚は普通に大きくなります。
それと、白点病など、病気の治療に使えます。(この場合は水温調節ができるタイプが必要です)
低温を経験させないと「産卵の可能性が低くなる」とか「抵抗力を失う」とか言われていますが、私の経験ではそれは個体差であって、水温の変化はあまり関係がないのでは?と考えています。
実際にヒーターを使用した金魚も卵を産みまくりますから。
※ただし色揚げ効果は別です。それはまた別のテーマで。
デメリット
デメリットはこの後記述します。
お勧めヒーター
そこで、新しいヒーターを購入しました。
個人的にお勧めなのが「エバリス EVERES 」製です。
私の場合ヒーターは毎年買い換えています。
もったいないと思われるでしょうが、それには訳があるんです。
古いヒーターは使っちゃダメの理由
以前、5年使用した古いヒーターを使って家族みんなで大事にしていた桜錦を落としてしまった事があるんです。
なんと、サーモスタットが突然壊れたんです。
この事故は、金魚の病気の治療でヒーターを使用した際に起こりました。
私は金魚病気の治療は隔離治療をするので、当時90cm水槽で飼っていた桜錦を発泡スチロール箱に移しました。
その日は横浜では珍しくかなり冷え込んだ日でした。
寝る前に金魚の異常に気付いたので、夜間の水温変化対策にヒーターを使用しました。
そして朝起きて確認すると、腹を上にして☆になっているではないですか。
死ぬほどの重病ではなかったはずなのに・・・
「何故だよ~と」嘆きながら掬うために手を入れた時に原因が分かったんです。
お湯でした。
45℃ありました。
朝から怒り狂いましたね。
いい歳して泣けてきましたよ。
普段から娘達に命の大切さを説いてるのに自分がこれじゃあね。
ケチって古いヒーターを使っていた自分を恨みました。
まとめ&おすすめ記事
それ以来古いヒーターは絶対に使わないし、周りの人にも注意を促しています。
それにしても、1年おきには大袈裟じゃない?
いやいや、メーカー補償は1年だし1年交換を推進してます。
(注!メーカーによる違いあり)
不幸中の幸いで早めに気づいた為、火災になる事は無かったのですが、もし留守中だったらと思うとゾッとします。
このような事にならないためにもヒーターの使用の際は新しい物をお勧めします。
http://kingyotoasobu.com/hi-ta/